令和元年5月5日

とうとう新しい元号に変わり、令和という

時代がはじまりました。

     

平成という言葉に込められた響きとは

反対に、これまでの30年間はまさに

大地動乱の時代でしたが、新しい

時代はどんな時代になるのでしょうか？

     

令和の幕開けとともに、2020年をめどに

憲法改正を行いたいという、首相の記者

発表もあり、そのかげで衆参同時選挙な

んて話しも出ていますが、日本は議会制

民主主義という体勢をとりながら、一方

で象徴天皇制という、古くから継承され

ている、天皇制を存続させていて、なお

かつ元号という和暦を暦に取り入れてい

る唯一無二の国家でもあります。

      

憲法改正によって、今後どういう風に

仕組みが変わっていくのかは、

私達国民が真剣に考えていかなくては

ならない問題です。

     

考えてみれば、今回の天皇の生前退位

による皇位継承と元号の変更は、まさ

に盆と正月が一度に来たようなめでた

いことで、昭和から平成に変わるとき

に天皇の崩御で元号が変わったのとは

まったく違っています。今の若い世代

は知らないことと思いますが。

       

2020年に東京オリンピックが開催され、

憲法改正がその付近で同時に行われる

と仮に考えても、2019年からここ数年

に起きる変化は、明治時代の変革に匹

敵するくらいの大きな変化で、平成の

時代に既に自然災害で多くの犠牲を

払った我が国にとって、この先の

変革がめざましく素晴らしいもの

になることが私達国民にとって、

最高の幸せであるとこころより実感

しています。

      

               

私もこのブログを始めて、10年以上

になるが、当初はここまで大きく時代

が変化するとは考えていませんでした。

      

この先の社会問題もとてもたくさんの

課題を抱えていて、例えば少子化に対

応する女性の社会進出もずっと言われ

ていることだけど、仕組みと実態が噛

み合っていない現状があり、仕事と家

庭生活を抱える私達女性にとって、物

凄く生きずらい社会のなりつつあるよ

うな気がします。

    

      

高齢化しかり、国際化しかりで、女性や

社会がこの国の子供たちにコミュニケー

ションとして、どんなことを伝えていけ

るか？

等々。学校の教育や勉強だけでは補えない

ことを伝えていかないと、命の重みは軽視

されてしまう。生命倫理をどうやって家庭

教育で伝えていくか？

どんな人間にも命があって、その命が尊重

されない世の中にしてはいけないし、その

ためにどういうコミュニケーションが望ま

しいか？

   

   

       

連続殺傷事件の加害者は、人間を刃物で殺

傷するという行為が、人を死におとしめる

行為であることは理解できるが、被害者の

時間や、魂や、動かせる体そのものを奪う

行為だということまでは、理解ができない

のではないでしょうか。

そしてその被害者に、その直前まで生活

という時間があって、1秒1秒時間が流れて

いた、ということ。その事実を、生きてい

る人間がそういう事件を通して、学んでい

かなくてはならないということ。

      

とにかく、平穏で素晴らしい令和という時

代になることをこころより祈ります。