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DVD発売待ってまーす(*^^)v Mr.children30周年 [music movie]







今年の5月にMr.childrenがデビュ
ー30周年を迎えベストアルバム
と「桜のような僕の恋人」の主
題歌の新曲「永遠」と同じく
「キングダム2」の主題歌「生きろ」
が発売され、30周年ツアーを無事
終えたMr.children。
       
エンターテイメントとしてのMr.ch
ildrenは楽曲のアレンジひとつとっ
ても、メンバーがそれぞれが自己の
できる表現方法を多彩に投影して、
創作活動を続けてきたことで彼ら楽
曲が世に広く浸透する結果になった
と言えるのではないでしょうか。
           
かくいう私も、クロスロードの大ヒ
ット前夜の頃からMr.childrenを聞き
続けて、今回無事に東京ドームの
30周年のデビュー記念日の2DAYSと
日産スタジアムに参戦してきました。
30年前の1992年といえば、スペイン
バルセロナオリンピックの年で、フ
ランスのユーロディズニーがオープ
ンした年でもあります。
DSC_0580.jpg
為替市場は対米ドルが126円の円安基
調で、ボディガードという映画が流行
った年でもあります。日本では、金融
ビッグバンのさなかでさくら銀行が誕
生した年でもあります。
        
   
4月にはミュージシャンの若者の教祖
と言われた、尾崎豊が肺水腫でこの世
を去っています。
その年にミニ・アルバム「EVERYTHING」を発売した彼らですが、当時の音楽世相といえば、洋楽ロ
ック界隈では、91年にニルヴァーナの
デビューでアメリカ東海岸からグラン
ジロックに火がつき、Mr.childrenのデ
ビュー目前にはパンクやヒップホップ
やロックと様々な要素を取り入れ、今
も第一線で活躍しているレッド・ホット・チリペッパーズがデビューしたりと、ハード系のロックが盛んだったが、ジャパニーズポップス界隈はというと、91年にフリッパーズギターがデビューし、かわいいけど、かっこよくて、ハ
イソな渋谷系と呼ばれる音楽やファッ
ションが盛んに雑誌やメディアで取り
上げられていた頃だった。
そんな折にデビューした彼らも、ルッ
クスも音楽も当時の音楽世相にバッチ
リマッチしたバンドだったと言えます。
      
この渋谷系にくくられてしまうほど
ポップでキャッチーなメロディを携   
えたバンドが大きく成長した背景に
はやはり小林武史氏というプロデュ
ーサーの力も大きいと言えます。
22-10-18-23-33-48-267_deco.jpg
そして代表曲クロスロードやイノセン
トワールドなど多くのMr.childrenのヒ
ット曲に共通して言える、桜井和寿氏
の詞が持つ、タロットカードの再生の
カードのような、終わりがあって新た
なはじまりが生まれるという普遍的で
あってとてもエモーショナルでパワフ
ルなメッセージが聴くもののココロ
を捉えて離さないのは紛れもない事実
だと思っています。
     
   
実際には活動休止で、バンドの存続を
危ぶまれたり、活動休止後に発売され
た「終わりなき旅」では活動再開後のMr.childrenの可能性が限りなく広がっ
たことを証明し、決して順風満帆とは
いえない長い道のりだったが、当時の
渋谷系のオシャレなお兄さんたちが、
いつの間にか、間違いなく大御所と呼
ばれるビッググループに変化したのは
30年という月日の積み重ねやタイミ
ングや世相に対するアンテナやいろん
な要素でありそれらが彼らを成長させ
たのは間違い無い事だと思います。
     
1991年がバブル経済の終焉と言われ、
まだバブルの好景気の余韻をひきづっ
ていた当時の日本では米米クラブとい
うバブルの象徴ようなバンドの「君が
いるだけで」や、サザンオールスター
ズの「涙のキッス」という至極のバラ
ードがヒットした年でもあります。
      
実際に、コンポーザーとしてもボーカ
ル桜井和寿氏の才能の間口の広さあっ
てそしてメンバーの楽曲に対する辛辣
さや、アレンジの繊細さは、他の息の
短いバンドサウンドとは比較にならな
いほど、バラエティに富んでいるし、
ひとつひとつの刻まれたリズムが、音
楽を楽しむという息吹とともにそこか
しこに散りばめられているので、もち
ろん246曲という楽曲の数もさること
ながら、いつまで経ってもリスナーを
飽きさせない楽曲のクオリティはやは
り当時の音楽シーンでも今でも群を抜
いていると言えるでしょう。
    
この先、11月に東京スカパラダイスオ
ーケストラとのライブハウスでの対バ
ンやさいたまスーパーアリーナでのフ
ェスへの出演で30周年は幕を下ろす
閉じるのかが注目されています。
     
30周年ツアーのDVDは是非発売してほ
しいし、締めくくりのライブも期待さ
れています(*^^)v
   
次回更新は11月中旬です。

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Mr.children 30th anniversary 日産スタジアム6/11 [music movie]

先月に引き続き、Mr.children
30周年ツアー。
今回は日産スタジアムに行っ
てきました。
DSC_1222~2.JPG
スタジアムライブということで、当日の天候に恵まれることを祈って、でも天気予報は夕方からの降水確率は上がっていたのです(*_*)
DSC_1219~3.JPG
私事で恐縮ですが、当日は久しぶりに実家に顔を出したりで慌ただしく、会場の雰囲気をあまり味わえなかったのですが、先月東京ドームでけっこう時間が取れたので今回は断念。
スタジアムの中の風は心地よくて、雨さえ落ちてこなければ、割と過ごしやすいくらい。
DSC_1221~2.JPG
夕方の風を感じながら、着席とほぼ同時に1曲目がはじまった
(*´∀`*)
開始時間が午後5時と早く、まだ明るい曇り空だけど、演奏の音が鳴り響く様は圧巻。
結果的には3時間に及んだライブは最後の1曲で雨が本降りになり始めるまでは、空模様もそこそこ味方し、6月の少し湿気を含んだひんやりとした風を頬に感じながら聴く慣れ親しんだ楽曲の音色は、日常で疲弊した乾いた心を存分に
癒してくれた。
        
今回の選曲はとても良かった。
好きな曲が多くて、本当に気持ちよく心地よく音楽を心から楽しめた3時間だった。
         
まだスタジアムツアーがはじまったばかりなので少しネタバレになるが、1、2曲目から、俄然大盛りあがりする選曲でその後6曲目の「彩り」からセンターステージにうつっての2曲まで4曲辺りは目を閉じて風を感じながら本当に気持ちよく、まだ少し空も明るくて
やっぱり野外はいいなあ、と心底思いました(^o^)
     
なんだかあんなに心地よい気分になれたのは久しぶりだった。
あの場所にいって、あの空気を感じられたことに心から感謝!
    
個人的には「車の中でかくれてキスしよう」が良かった。
まだ20代の頃、何度も聴いた曲。
  
   
それと、あれだけの長丁場であれだけパワフルな演奏とパフォーマンス。
それだけでもエネルギーをもらえてしまう。
本当に臨場感溢れるライブで感服してしまう。
桜井さん、大ジャンプまたしてたけど、びっくりしました!
すごいジャンプ力(笑)
       
メンバーの方々にはこの後のスタジアムツアーの後半戦もパワフルに頑張っていただきたい。
天候に恵まれますように(*^^*)
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あいにくの曇り空でどんより。
DSC_1223~2.JPG
みなとみらい駅の崎陽軒の売店で購入したシウマイ饅頭。
キャラクターの焼印が可愛くて思わず衝動買い。
次回更新は7月。
いよいよ夏到来!
コロナ収束の夏となりそう?








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Mr.children 30th anniversary 東京ドーム 5.10 5.11 [music movie]

 夕方のこんな時間に、都内へ向かう総武線に揺られているなんて。だいたい、東京方面行の電車に乗ること自体、4、5年ぶりの事だった。(以前の職場にいるときは月1くらいで都心部の取引顧客のところに電車でも車でも頻繁に行っていたのだが、介護上の都合で再び転職?復職?してコロナ禍ですっかり都内と縁遠くなっていた)
 
 仕事を5時半に終えて、車で最寄りの駅まで乗りつけて、5時45分には電車に乗り込んでいた。
 開演時間は6時だったから、スタートに間に合わないことはわかっいたのだけれど、なにせこのプレミアムチケットは、一昨日前の予定時刻より2時間も遅い夜の11時過ぎに、メールで送られてきた当選通知で、急転直下、予定していた翌日の二日目の公演の前に足を運ぶことになったという人生で何度あるかという幸運のチケットだった。然間に合わなくても何としてでも足を運びたかった。Mr.children30周年のデビュー記念日のチケット抽選の一番最後に舞い込んだ吉報だった。
  
 水道橋の駅を降りると、時計の針は6時半を回っていたので、はや気持ちを抑えてドームまで駆け足でヒールの靴音を響かせて、かな無理をして急いで向かった。
 ドーム正面ゲートへ向かう階段で付近の場外スピーカーから「innocent world」が流れてき
て、慌てて階段を駆け上がって25番ゲートをす。
 
 回転扉をくぐってやっと場内に入り、少ししんとしてスタッフしかいない会場で張り紙に従って座席のある入口までたどり着いた。会場の音が少しづつ聴こえてきた。すぐさま「inncent world」のイントロが大きく鳴り響き、慌てて中に入り、警備員に確認して、座席までたどり着いた。
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私がMr.childrenに出会ったのはかれこれ、28年前くらいでそれまでにも雑誌や、様々なメディアでバンドの名前や楽曲も知ってはいたのだが、「CROSS ROAD」がドラマのタイアップとして世に広く知られるようになったまさにその発売直後に「CROSS ROAD」という曲が素晴らしくて、過去のアルバムをすべて注文した。当時、CD販売やレンタル全般を取り扱っている現在でも業界最大手といわれるその店舗で、ライターとい
う職業を目指してアルバイトしていた私は、自分で規番を調べて、一気に取り寄せしたのを覚
えている。
あれから、月日はあっという間に流れた。
 そういう思い入れの深いアーティストなので、今回のツアーが決まって、とにかく必ず足を運びたいという思いがあり、そして、自分の人生という事を考えても、あと何度ライブいう空間に足を運べるのか?なんて思っていたので、とても感慨深いものがあった。
 DSC_0192.JPG
 1日目には5曲目からしか入れなかったので、そして注釈付き指定席ということで、ライトス
タンドのステージそでの1階スタンドだったので、音はスピーカーが近く響きもさほど悪くなくメンバーも左右に行き来するので、終始ファンしては楽しめる内容で、いつも思うがボーカルの桜井さんの声量とパフォーマンスは年齢をこれっぽっちも感じさせない。
ただ、この日がまさしくデビュー30年のめでたい日なのに、ファンは何度もそういう不安をかんじたことと思うが、MCの内容のそこかしこに、
「いつまでつづけられるか?」という不安が伝わってくる。
 でもライブ最後には、「Simple」の♪10年先
20年先も~♪というメッセージがスクリーンに映し出されて、ドラムスのJENさんが思いっきり泣いていて、メンバーとファンが重ねてきた時間の長さを自分も含めて痛いほど感じてしまった。
 私たちファンは、1曲1曲に思い入れがあるから、うるうるしながら、手をたたきすぎて痛く
しながらの、あっという間の時間だったが、今回は「僕らの音」がとてもよかった。
(ネタばれになっちゃうと悪いのでここまで)
 
 2日目にやっと、オープニングから、しかもアーナで見るができたのだが、昨日聴けなかった4曲と、注釈席からはほとんど見えなかった
ステージ演出を思う存分見ることができたので、個人的にはとても満足だった。
 特に、大画面とプロジェクションマッピング圧巻の演出は、ライブの臨場感以上の、映画を見ているようなものすごい迫力で、これだけも十分見る価値はあります。
そして何より「31年目の初日を一緒に上書きししょう」という桜井さんのMCは、昨日とはま
た違って、前進への希望を感じさせてくれた。
 
DSC_0196.JPG
 セットリストのことはファンでもいろいろ意見が分かれるようですが、あれだけの演出でさ
らに全国生身の体でツアーを回って、あれだけ高いパフォーマンスを繰り広げることが、どれ
だけの完成度を要求されるのか、を考えれば、ミスチルは曲の数が多いから、なおさら、ファンの要望はいろいろあれど、個人的にはあまりそんなことに気にせずMr.children自身のライブを思う存分つづけてほしと思います。
  
何はともあれ桜井さん、田原さん、ナカケーさんJENさん、ツアーはまだまだ続きますので、
特に、今のご時世色んな事が起きる世の中なので無事最後までツアーが何事もなく行われることを心より祈っております。
無事30周年迎えられておめでとうございます。
  
次回更新は6月です。
 
 
   
 
 
 
 
 
jBtCTojpZT6hiYmjBtCTojpZT6hiYmRT @mc_official_jp: ー 今日まで僕等が共に夢を追った軌跡 ー









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Fantastic harvest of autumn [music movie]

久々に更新したら、すぐにノーベル賞が発表されてしまった(⌒-⌒; )
 今年の文学賞は、なんと、あのアメリカのシンガーソングライターの
ボブディラン氏の受賞が決定した。1941年生まれの75歳。

日本人では、作家の村上春樹氏の受賞が期待されて久しい
が、まだ時間がかかるのかな?残念ですが、いつかは受賞されるのでは
ないでしょうか?期待しましょう。ノーベル賞は時間がかかりますな。

ボブディラン氏といえば、60代、70年代を代表する、社会派の
シンガーソングライターで、「風に吹かれて」や「ライクアローリングストーン」
が有名で、「ノッキングオンザヘブンズドア」(天国への扉)は、
エリッククラプトンや、ガンズアンドローゼスなどもカヴァーしている。
わたし達には、ほんとうにカリスマ的な存在。

かれこれもう、20数年前、CDショップでバイトしていた時分に、数名で
コーナー組みをさせてもらっていて、私のオススメの5枚のレビューで、
確か当時流行中のグランジロックのニルヴァーナ「ネバーマインド」
ブリティッシュロックのOASISのファーストアルバム「OASIS」
60年代のアメリカロックのジムモリスン率いるドアーズ「ハートに火をつけて」
ビートルズの「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」と、
このボブディランの「フリーフォーリン」というアルバムを紹介した記憶
がある。

作風はフォークロックの王道で、詩は社会派といわれる反体制的な
雰囲気のむしろ吟遊詩人を彷彿させるような詩が印象的だ。

ノーベル賞の創設の経緯自体が、戦争と大きく関係するので、こういう
セレクトは有り得るし、確かに雰囲気は、むしろ明治時代の日本の
歌人のような雰囲気もある。
グラミー賞や、アカデミー賞、ピューリッツァー賞を今までに
受賞しているし、文学賞でも不思議はない。
しかし、思想とかいろいろあるから、どうなることやら。

私の中のディラン像は、あの「フリーフォーリン」のジャケットの
グリニッジビレッジの写真で、あの雰囲気に音楽少女の私は
むっちゃ憧れた。
今は、グラウンドゼロ以降ニューヨークも様変わり、というから
ああいう感じはもうないのかな?

それと、受賞後ボブディラン氏と連絡が取れていないという
噂もあるが、別の情報では、ラスベガスでライブを行っていた、
ともいう。
本当に反骨のシンガーなので、受賞した後の影響とかも
考えていらっしゃるのだろうから、しばし、静観
しようっと( ´ ▽ ` )ノ
速報、授賞式に出られるか不明!!!
関係者とは連絡が取れたそうだが、
「たぶん、授賞式には出られるんじゃないか?」
というえらいアバウトな(笑)コメント。
まだまだやんちゃな雰囲気で、びっくりです!!

image.jpg
1年に1、2回レイアウトや内容の校正をかけるんだけど、忙しいとどうしても
反復して同じような内容をアップしてしまったり、同じネタを掲載したりということが
あります。ごめんなさい(。-_-。)
また、デザイン変更と校正かけました。よろしく(^O^)
追記、このブログ上に掲載している内容についてですが、
当初個人的なブログなので、特に引用とか、参考文献についての
記述はしてこなかったのですが、毎日少なくとも20以上のアクセスを頂いている
状態なので、掲載内容についてこれまで以上に注意して
更新をしていきたいと考えています。
写真については、じつはほとんど自前で撮影、編集したものです。
編集しているのでどこかからもってきたのかという誤解もあるかも
しれませんが、よくそのへんで撮影してます。(おー恥ずかしい\(//∇//)\)
さすがに宇宙へは行けないけどね(ー ー;)
イルミネーションは全部自分で行って、ひとりで(家族といくと
家族が馬鹿にしてからかうので)撮影してきます。
今まで掲載してきた内容についても、ネット上から検索したり
図書館で調べたり自分の手元にある書籍などから情報を
引用したりしてきたのですが、著作権の問題もあるので、
なるべく引用元などを明らかにして作成したいと思いますので、
よろしくお願いします。
月一更新で丁寧に作っていきたいと思う今日この頃。
よろしくお願いします(*゚∀゚*)

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「泳げ!たいやきくん」をしっているか? [music movie]

みなさん、「泳げ!たいやきくん」をしってるだろうか?
ちなみに私の子供らは、まったく知らなかった。

1975年発表の、子門 真人さんが唄った大ヒット曲です。
幼ごころに、この曲は非常に心が折れた(ー ー;)
食われ、ふやけ・・・
かわいそうなたいやきくん。

その頃はたいやきくんに、そのままさかなになってほしい、
という願望があったが、この歳になって、ふと人生の
縮図のような気がしてきたさ(⌒-⌒; )

そういえば、朝、江ノ島水族館のプロジェクションマッピング
のニュースやってたな。行ってみたい♪( ´▽`)
お花畑とお魚さん。という感じのテーマだって。

まあ、そんなことはいいのですが、私たちは、もう
若い子らにうざがられても、80年代や、90年代を語り継ぐ順番に
なってしまったよ。

昔は、音楽ひとつ聴いていたってまさしく夢そのもの
だったが、今は色々鬱屈したものを包括している。

昔、村上龍さん、という小説家の、コインロッカーベイビーズ
という小説だったが、書評に、時代の抱える閉塞感
を上手に表現している、とかって上手いことを書いていた方がいたが、
たしか、現代という時代は閉塞感で常に溢れている、みたいなことを
書いていた。村上龍さんという作家さんは、
「限りなく透明に近いブルー」という小説が代表作で
芥川賞受賞作品だ。

その小説の最後のあたりに、小笠原諸島のカラギという島に
毒薬を探しに飛び立つシーンがあって、ふと、そのシーンを
思い出したりもした。
主人公は幼い頃にコインロッカーに捨てられた子供たち。
愛情を覚えずに育った。この作品は、
まあ、戦争と平和の二律背反で、閉塞感と安堵感みたいなものがあり、
人間はストレスが多いと閉塞感を破壊する衝動が芽生える。
でも、それは安堵にはたどり着かない。
平和だけの世界に人間がたどり着くまで、このパラドックスは続く。
安堵感の世界は、イマジンの曲の中だけの幻想かも
しれないし、はたまた、ニュースの中だけの悪夢かもしれない。

でも、かたや愛というテーマで作品を作る芸術家がいて、
どんなにうざがられても、ひたすら愛は愛だと訴え続ける
方法も大事なことだ。

私はどうだろうと考えると、できれば人類愛くらい大きな
まっとうなもので命を失う方がマシだと思う。
何が人類愛かはわからないけどね。

恐ろしいことに、太平洋戦争は、制服も、戦闘機も
髪型も死さえも画一化したのだから。
だから、アメリカ軍は御慈悲を投下したのだから。
二度とそんな悲劇的な世界がこない方が私には重要で、
大切な人たちを守るにも、すべてその想いだからだ。

そういえば、ピース又吉さんが芥川賞を受賞された
というニュースがあちこちでやっていたが、明治時代みたい
古風な感じの小説だったね。

わたしなんか、いつも早く巡りすぎて、最新の
時代でよく失速してるので、羨ましい感じがする。
なんか、書いてるうちにすぐ近未来に旅行に行ってしまう・・・・
でも、 「進撃の巨人」は怖い(⌒-⌒; )

80年代から近未来に向かったら、現代だった、
みたいな雰囲気になってしまう。
今がその、近未来なんだよね、ヤッホー♪( ´▽`)

東京なんかに久々に出かけると、未来都市2015
的な感じで、本当に昔の映画の近未来のよう。
この近未来には、人類愛というものが存在するのか
どうかは神のみぞ知ること。
私はせめてその人類愛の概念だけでも神と
信じたいといつも願う。

















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時代は移り変わる・・・・ [music movie]

前回に更新したページですが、昨日追記がしてあります。
表現に誤解が多く、忙しく修正ができませんでした。
閲覧数が増えているので、誤解のない表現を心がけていますが、
ご了承ください。


私たちが音楽を聴き始めた思春期の頃は、
オーディオテープ、という時代の遺物が主流でした。
コンパクトディスクが発売されて間もない頃で、
まだ、レコードは、アナログの12インチと7インチ
のドーナツ盤で、いまも、当時気に入った、かっこいいジャケット
のアナログ盤は手元にある。ロスの60年代のロックバンドのものが
唯一手元にある。もちろん、アナログプレイヤーもひとつある。
針が大丈夫かな、って感じかしら。10インチもあったか。
新星堂に針を買いに行ってさあ、なんてね。40代以上しか、
笑えないネタ。新星堂という今で言うタワーレコード
のような全国展開のレコード店があった。
(今もたくさんあるらしい、ごめんなさい、新星堂さん)
新星堂に針を買いに行ったついでに、
当時まだ、デビューしたての奥田民生さん率いる
ユニコーンの無料配布の貸し出しライブビデオ
を借りてきて、友人と一緒にキャーキャー言いながらみたっけ。

当時、音楽オタクの馬鹿な学生だったので、
奥田民生さんや、プリンセスプリンセスなんかの真似して、
ストレートの古着のジーンズをまだキムタクたちがビンテージなんて
もてはやす前に、格好つけて着ていたなあ。
アコースティックギターは高級すぎて手が届かないから、
押入れから出してきた感じのフォークギターをみんなで
使い回ししたりね。ブルースハープも流行ったなあ。
今は想像できないだろうが、当時彼らは皆はまだアイドルのように扱われてた。
そして私が育った家庭は、スポーツや勉強に積極的な家庭だったので、
お習字と剣道だけで、ピアノはダメだと言われて、どうしても
音楽が好きで、バンドをやったりした。
娘達はピアノを演るチャンスに恵まれたので良かった。


EPとLPと、アルバムとシングルのことを呼び、回転数が45と33
があって、切り替えをして、大きさによって回転数を調整する。
ドーナツ盤の溝と針が摩擦する音を、回転数で調節して
音楽を聴く。


私が音楽を聴き始めた頃、こんな文章を書く自分を想像してなかったから、
「小林克也とか、湯川れい子みたい?」なんてね、思いつつカッコつけて書いている。

最近、アルバムを購入したのだが、ミスチルのアルバムで
USB盤という、とんでもないものがセットされていて、要するに、
mp3にファイル変換とか、再生プレイヤーで取り込まず、
デジタル化できるもののようだ。これに、CDとDVDがついている。
それにしても、NEWアルバムは相変わらず最高で、
すでにコマーシャルやテレビ番組で使用されている曲も
収録されている。曲を再生して聴き始めた時の
安心感がとても嬉しいところ。やはりアルバムは最初から
最後まで通して聴いても、何度聞いても飽きないのがいい。
まして、何十年聴いても飽きないんだから素晴らしい。
そうだな、収録曲の中の「進化論」あたりを、
出だしのピアノのリズムを、再生機器を手にとって
リズムを感じながら、(骨伝導風に)聞いてみると、
とってもいいかも。♪( ´▽`)


で、ふと考えました。昔は、テープにダビングしたものを友人と貸借り
したり、テープがのびるまで、回し聴きした。(若い子ら、意味わかるかな?)
熱でのびるんだよ。決してラーメンとは関係ないが。
でも、これでUSBの貸借りだけでOKになっちゃうのね!!♪( ´θ`)ノ


USB回す?って感じかしら。(笑)
まあ、問題点は、東日本大震災でうちはUSBデータの
フォトが吹っ飛んじゃったからなあ(−_−;)
吹っ飛ばないか心配。



それにしても、切に思うこと。
音楽は地球上の人類にとって、希望の光のようなもので、
それは、すべての人間に平等だ。
そして、耳が聞こえなくても手に取れば、
リズムを振動として感じることができる。
上手、下手の差はあれ、どんな階層の人間にとっても、
音楽には種類の違いはあっても、階層の違いや
人類の違いはあっても、リズム、音階は共通の言語だ。
要するに、五線譜は英語よりもポピュラーな共通の
言語のようなものだ。そして、ミュージックやリズムは
コミュニケーション手段となり、希望となる。

人間は好きなものを失っていくことが人生なのかもしれないから、
今こそそう思うが、私も何年か前に浸出性難聴になり、
昔より音感も鈍ったし、音階が取りずらくなった。
特に、合唱やコーラスはまだいいのだが、カラオケは
だいぶ歌えなくなってきた。要するに音痴になった。

どうだろう、例えば、現代なら音楽再生用メディアプレイヤーで、
音楽と、イコライザーの波形や光とか、
ミュージックやビデオとかも再生できるから、
これからの進化では、そういう再生技術に、
骨伝導まで付随してくるかもね。
体感メディアプレイヤー、なんて。


いま、関東を取り囲むようにして次々と噴火しているが、
不穏な時代だから思うこと。音は、爆発音だって音だ。
でも、誰かが意図して作り出した、音楽や
リズムは、音を奪われた世界でも平等だと信じたい。
そして、その希望の光が奪われることのなく、
本当に音楽を楽しめる世界が来ることが
地球上のすべての人たちにとっても
恒久の幸せなのではないか?










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うるわしき、20代♪( ´θ`)ノ [music movie]

いやあ、さっきYou-Tubeで、プロモ見て遊んでおった♪( ´θ`)ノ
ミスターチルドレンの「名もなき詩」という、私には、大変思い出深い
懐かしい曲があり、いやあ、懐かしかったわ( ´ ▽ ` )ノ

CDは、うちの子供が赤ん坊の時に、いたずらをして壊滅させてしまった。
いまは、昔持っていたものもだいぶ減った。(T . T)

[チャペル]あるがままの心で生きようと願うから  人はまた傷ついていく
       知らぬ間にきずいてた 自分らしさの檻の中でもがいてるなら 
                                                           僕だってそうなんだ[チャペル]

       ♭絶望 失望 何をくすぶってんだ
         愛 自由 希望 夢    足元をごらんよ きっと転がっているさ

   ♪なりゆき任せの恋に落ち 時には誰かを傷つけたとしても
   その時心痛めるような時代じゃない 誰かを思いやりゃあだになり 
                                                               自分の胸に突きささる♬
                     「 名もなき詩」 ミスターチルドレン

1996年に発売された曲で、これも、ドラマの主題歌だった。
当時、出す曲出す曲、オリコントップになっていたミスターチルドレン。
私はちょうど、夢に敗れ、会社勤めをしていた頃の
曲で、この曲が大好きで当時一人で自活しながら、
決して田舎ぐらしではない都市生活で、寂しい時にも
なんどもこれに励まされた。
ブログにアップしている、「天にかかる白い橋」
という、小説に出てくる街でまさにここで一人暮らしして
いた頃のヒット曲。
昔、エッセイで読んだが、かの、村上春樹氏も
ずいぶん昔にこの近くに住んでいたことがあるそうだ。

ちょうど、私がこのブログにアップしている、「もし私が絵描きだったら・・・」
という小説に出てくる、オアシスというバンドもこのころヒットし、
今もコマーシャルなどで曲が使われているが、ミスターチルドレンは、
♪クロスロード♭という、曲がドラマの主題歌で大ヒットをして、
その後、♬イノセントワールド♪という曲がミリオンセラーになった。
今も、絶大な人気があるが、最初クロスロードという曲を
聞いたときは、本当に感動して、すぐ誰の曲かを調べて、
アルバムを即刻購入したなあ。

当時私は、とあるCDの販売やレンタルをしているショップにいて、
60年代の音楽や、レニークラヴィッツなんかのブラック系の
音楽なんかが大好きで、スタジオでセッションして遊んだり
友人のライブに遊びに行ったり、とにかく楽しい日々を
過ごしていた。


私は本当に、文筆業を目指していたので、実際に
コーナーのレビューを書いたりしていた。
ボブディランのレビュー、とか。
でも、その後、ガンズアンドローゼズが、
ノッキンオンヘブンズドアのカヴァーを
演ったから、意味あったかもね。
時代遅れと笑うなかれ。*\(^o^)/*


まあ、あれからかれこれ20年くらい経った。
今の自分の人生を私は当時、まったく想像してなかった。

そう思ったら、なんだか泣けてきちゃったぜ。
こんな40代を迎えると思わなかった。
 
市の文芸賞に入賞することを、人生の目標とし、
沖縄の小説を書いて、まさか、自分の作品がオムニバスとはいえ、
本になるなんて、その頃は想像しなかったし、
ブログで、世界平和を訴えるなんて、信じられない。
まして、福祉の勉強を志すなんて、想像すら
しなかったこと。

夢のように幸せだった楽しい日々を過ごした
あの頃を、本当に愛おしく想う。



3月中しか、多少時間が取れる時期がない。
というか、いまから2週間くらいしか暇がなくて、
また、4月からは忙殺の毎日。

ブログもまた手をかけられなくなると思います。
でも、ツイッターなどからリンクしますので、
物語の閲覧は無料なので、いつでも読んでください。

コメントはフェイスブックで、シェアして入れてくれると、
ありがたいです。ブログの体裁が崩れてしまうので、
ノーマルでも、フェイスブックのコメントはいるようにしてあります。r
よろしくお願い致します*\(^o^)/*

追伸、初の300番台に到達しました。
これからも、何卒よろしく!!














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music & peace & life & love・°°・(>_<)・°°・。 [music movie]


人間が、地球での営みを続ける限り、音楽があり、言葉があり、
宗教があり、そして、平和があると思う。( ̄^ ̄)ゞ

18世紀の奴隷解放宣言後、アメリカ本土の黒人たちは、
差別との戦いのなかで、神に祈りを捧げるゴスペル音楽を心の友として
信望し、そのゴスペルは、のちに生活の苦楽を唄ったブルースへと
形を変えて今もなお、その影響を受けた音楽が世界各国で
いろいろな人種の人たちに愛されている。

史上最大のロックバンドとして、名を馳せた the beatlesは、
イギリスのリバプールという港町の中産階級の出身で、
アメリカでも、旋風を巻き起こし、ボーカルのジョンレノンは、
のちに芸術家のオノ・ヨーコさんと結婚し、反戦運動などを
行う傍ら作曲活動を続け、のちにダコタハウスにて銃弾に倒れた。(>_<)

沖縄では、太平洋戦争の後に三線を弾きながら、沖縄民謡を
唄い基地の慰問などを行ったそうだ。
沖縄民謡の独特な音階もさることながら、三線の伝統工芸品としての
素晴らしさや、その音楽のSoul(魂)は、今でも人々を魅了する。
本当は世界の人々にその素晴らしさを知ってほしい。( ; _ ; )/~~~

雑多な人種が混在し、移民などを受け入れてきた
ブラジルでも、音楽は生活に欠かせないものであり、
陸続きの文化で、キリスト教の厳しい掟のなかで
歴史を重ねてきたヨーロッパでも、それは、
宗教とも切り離せない密接なものだ。
そして、その文化的価値はすばらしいものだ。
 
イスラム教圏の国々には、コーランや、お経のような音楽
があるというが、私はそこに行った経験や知識に
乏しく詳しいことがわからない。(;_;)
でも、私には文化とリズムと言葉と魂と宗教というものが、
和音や光のプリズムのようなもので同じ種類のものだ、という強い想い
と感覚がある。

そこに、生活の苦楽や、人間が生き物として生きている自然のリズム、
また、言葉と魂が一体となって、昔から当然のように行われていた
神に祈りを捧げる儀式やしきたりがあって、音楽が呼吸をして存在している
と、私は思っている。
そしてそれは、他の様々な文化や芸術やスポーツにも
相通じるもので、そのものに一丸となることこそが、
全体の幸せである、というようなことを福祉の勉強や、
ヨーロッパの価値観から学んできた。

音楽は、決して鳥の求愛の儀式ではないし、人間には心があるから、
神様が誰であろうと、祈りを捧げる想いは同じだと思う。
そして、それは時に非常に悲しい音楽であろうと、鎮魂歌で
あろうと、楽しい 躍動感溢れる音楽であろうと、人間にとって、
古代からそれは平和のためや、愛のために存在するのだと思う。

いつか、知らない国の音楽を世界に紹介できることが、
私にとって、10代の頃からの人生にとっての一番の夢だった。
その日がいつか来ることを祈ります(´-`).。oO









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