近づく春と過ぎ行く3.11

今年も春が近くなり、暖かさがまして

いくなか、いつものように、ひな祭り

を過ぎ、3.11を過ぎ、もう来週には桜

が開花するが、4月に元号が発表になり、

5月からは新元号にかわり天皇の即位が

行われる。

                                               

     

長男も進学先の大学が決まり、私も

試験がひとだんらく。

                  

先日、都内の児童擁護施設のセミナー

のお手伝いをボランティアでさせてい

ただきました。

     

ちょうど知っている方が、本業の

かたわら児童福祉の方で活動されて

いて、今は、児童虐待のニュースなど

も頻繁に流れ、深刻化しているが、実

際にはじめてボランティアをしてみて、

こういった施設で生活する子供達に社

会のサポートが少ない、ということを、

運営側の人たちの努力が必死に見え隠

れするにもかかわらず、言わざるを

得ない状況。

       

    

ひとりひとりの子供達にそれぞれの

家庭の事情があり、そのような中、

家族の代わりになって職員の方々が

彼らに手を貸して社会へと巣立って

行くが、その後の生活を維持していく

ことは非常に大変だという。

        

    

こういった子供達が、今まで以上に日

本の社会の中で生きづらくなっていて、

たくさんの人たちの支援や理解が必要

です。

      

少子高齢化で、独居の高齢者が増える

中、企業は少子化の歯止めに手を貸す為

さまざまな制度を拡充してくるが、その歪

みで暖かい家庭を知らずに育つ子供

が増えることに、真剣に社会が立ち

向かう必要があります。

私はずっとこの少子高齢化という

社会の歪みの中で、介護の仕事や、

児童福祉のボランティアをしたり、

家族の介護にも関わってきましたが、

実際には、今でこそ育休なんてものが

存在しますが、今でも介護休暇はなか

なかとれないし、PTAの活動も全体的

に減少しているよう。

            

子供達と向き合ったり、高齢者と子供が

関われる社会も、遠ざかりつつあります。

高齢者は社会の邪魔者ではないし、

子供達は大人の利用できる道具では

ない。

ひとりひとりの人間に人権があって、

憲法改正も叫ばれていますが、現在の

憲法では基本的人権の尊重がうたわれ

ている。尊厳というのは人権の尊重の

こと。

私自身は、ボランティアをとお

して支援を続けていくことの大

変さを、非常に痛感した。

      

  

まして、災害孤児や、被災により

思うような教育が受けられない子供

達という問題と、日本が災害に弱い

国だから、私達がやらなくては、

学ばなくてはいけないことが

たくさんある。

      

      

ひとりひとりの生命が尊重されない

世の中は、とても貧しい世の中だ

と実感する。

次回更新は、もう新元号が発表に

なったあとの4月です。

      

先月アップした、作品は1ヶ月で

かなりの閲覧数で、こんなにたく

さんの人が見てくれて、とても

うれしい(^o^)

本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

    

    

画像

千葉市花の美術館

前庭の河津桜

菜の花

中央部エントランス付近

チューリップ