地上のすべての人たちのためのしあわせの唄 [story [物語のスペース]]
明治時代から、文壇の作家は同人誌
に作品を掲載したり、文筆を生業と
する作家は文庫を出版したり反対に
現代は賞ベースで出版ありきの風潮
がある。私も色々出すが賞が必ずしも
取れればいいわけでもない感じもして
きている。
ステイタスではあるが、同人誌的な出
版は今までもあったし、雑誌とかはも
ちろんバイトにもなるが、1人で1冊出
せるチャンスもあったがたかが1冊では
職業として成立しない(*_*)
簡単には陽が当たらないので、せめて月
神のご加護の元に月の光くらい当たると
いいかも(^o^)
小説と短歌と詩のどれが適性があるかが
賞では簡単にわかりにくいので
反応をブログで見てみようと思った。
アクセスカウンターもつけたので、
チャレンジ(^o^)
小説も詩も短歌も公開は最初
すごく照れがあったが、だい
ぶ慣れてきた。
29年春に完成して、受賞ならず。
初公開!出品規定は30首1作品でした。
娘の受賞とダブルはないか、さすがに(^o^)
オリンピックカウントダウン(^o^)
東京オリンピックまであと926日!
地上のすべての人たちのための
しあわせの唄
~くりかえし過ぎゆく季節へ~
1
仰ぎ見れば 成層圏に届くほど
深い空色 果てしなき瞬間(いま)
雑踏の中に紛れて 我ひとり
ただ刻みゆく 季節を思う
そよ風を肌に感じてその右手
紙飛行機は その掌旅立つ
しあわせをことばにすれば簡単な
そのものかたちどう思うかな
ふと思う 幼き頃の浅き夢
滲む瞳に雨降りはじめ
2
「しあわせというものそれは」
と君はいう続きの言葉は雨音に消え
画面から聴こえるおとは刹那の報
帰りを急ぐ雑音かき消す
幸福を祈りをこめて口にする
ただそれだけで 時は止まらず
人生で時を重ねたその悲哀
突き抜けるよな空色に似て
かたちなき その言葉では簡単に
届かぬものとただただ思う
3
世界一空に近いところでも
ほど深い海 ならまだ遠い
ほんとうの幸福の絵は我がこころ
一枚の絵の 様に鮮やかに
夏の夕 西に沈む陽 うず高く
まだ頂きに残る彩雲
夕闇の星の瞬き仰ぎ見て
未来永劫 幸いま祈る
見上げれば漆黒虚空の暗闇に
散らばる無数の星ぼし思う
4
過ぎ去りし幼き我が描く夢
飛行機雲や虹の弧を描く
街角に秋風が吹く夕暮れに
その向日葵はまだ花残り
全天の橙色の夕焼けが
訪れる明日 こころに思う
柔らかな陽射しを浴びる秋桜に
まだ遥かなる春を夢見る
受話器とは言わなくなった機械から
聴こえる声にもの想うから
5
夕闇が訪れふいにしんとする
日々過ぎるほど冬は近付く
北風のまだ明けきらぬ朝闇が
時のはじまり時刻み出す
その唄はすべての愛をあなたへと
唄うがそれは「すべてに愛を」
往来の声をかき消す雪粒が
降り積む音を響かせ積もる
車窓から流れゆく街 眼前に
ただ日々時が 過ぎ行く如し
6
皆のたの 誰の幸福 ふと思う
その我自身 これが幸福
もの思う空一面の春花の
隙間にのぞく真っ青な空
振り返り友の姿をふとおもう
なにひとつとてわけへだてなき
その瞬間(とき)は二度と戻らず過ぎ去りし
その瞬間(しゅんかん)は気づかぬままに
新緑の溢れる光ただ思う
これでやっとたどり着けると
1968年 東京の画像
新橋駅前にて。
分類、カテゴリー整理しました
次回更新2月予定(*_*)
2018-01-11 23:26
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