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北欧のユニバーサルヘルスケア(*゚∀゚*) [social[社会事象]]

昨年の夏前にアップした内容です。
         
コミュニティケアという言葉がある。
北欧の高福祉高負担のライセンス制
度が充実した、
応能負担の地方分権型の国家構造の
中の医療、福祉制度で、コミューン
という自治体単位での行政が行われる。
     
郊外まで遠くないところに、デイ・ケ
ア施設などを建設して、その付近でレ
クリエーションの一環として農作業等
を行い、その施設の中はインテリアや
内装をカラーコーディネートで精神
安定作用をもたらすようにくふうをし、
(IKEAの家具見みたいな感じ)
なおかつ、そこで働く人々に、ライセン
ス制度を取り入れ雇用しながら、高齢者
や障害のある方たちと共存していく仕組
みの世の中で、地域連帯型のケアのこと
だ♪( ´θ`)
   
   
日本でも最近では珍しくなくなったグ
ループホームやデイサービスだが、10
年ほど前までは、従来の福祉施設という
閉鎖的なやもすると隔離的な
療養型のものがほとんどだった。
卒論のテーマを考える論文の授業の時に、
共助というテーマを選んだが、難しくて
挫折した(>_<)
まあ、コミュニティケアとか、在宅型
ケアや社会扶助ということにピントをあわ
せて描きたかったのだが。必ずしも、施設型
ではなく、例えば別荘型の永住型の在宅介護
型の地域連帯ケアを考えていて、(そういう施
設も結構増えた)それに付随した、
介護保険や年金や医療扶助を連動させた、
次世代型の都市づくりと、ヨーロッパ
型の製造や文化的システムとネットワークの
共存を実現する未来をうまく構成したかった。
   
   image.jpg
 ちなみに、北欧スウェーデンという
国では、現金の流通率が1割程度だと
いう。
あとは、主に電子決済だという。
医療事務の資格をお持ちの方はご存知
だと思うが、かくいう私も医療事務の
公的資格があって、私たちの健康保険
で自己負担というのは、現金で病院の
窓口にて支払う、現役世代だと3割の金
額のことだが、それ以外の費用は、日
頃お給料などから拠出されている、国保
連合会に積み立てられた費用から、各病院
に精算という形で償還される。
労災の現物給付とは少し違うが、実際
には、医療サービスという形で、患者
に還元される。
  
よくいう薬漬けや、不必要な処置、と
いうのは、病院に関連した業者の商業
的な利潤が目当てなので、北欧型のケ
ア概念は、むしろ心理的なメンタルケ
アや、臨床心理学の応用などで、そう
いった専門職にライセンス制度を導入
し、雇用を創出する方の仕組みです。
でも、もちろん臨床的な技術も薬も
医療には必要不可欠なのはいうまでも
ないのですが。
あとの違いは、安楽死に対する法的制度
の違いです。
結局論文の授業では、ネットワークと地
域連帯型のソーシャルネットのような広
報システムまでしか構成できなくて、そ
こまでで小論文は終わってしまった。
実際には、やっとこ暇に任せて農業しま
した、やっと医療報酬の計算の資格も取
りました、金融、保険も取りました、介
護福祉士取りました福祉情報技術の受講
終わりましたって感じで、骨組みの設計
図位しかできず。
     
要するに、最初に北欧の仕組みをまる
で全体図のように、当時勤務していた
団体の研修で見せていただいて、それ
に興味を抱き、10年ほどの期間人生の
チャンスやらモチベーションやらを総
動員して自分の人生を考えた時に、
資格を取ったり勉強したりするうち、
論文こそ上手く形にできなかったが、
その全体像のピースやらパーツやらが
自然と集まってきて、組み上げてみたら、
最初の全体像の絵だった、と。
で、その時の全体像に世界が近づいて、
自分がしてきたことが形として
良くも悪くも残って、その甲斐はあった
というものです。
       
    
私は、今日本の医療制度で、たとえば
先進医療の公費負担制度を導入してほ
しい、とか、ユニバーサルヘルスケア
という、いわゆるケアマネジメント
型の医療システム、私はそう解釈し
たけど個人個人の医療や介護を受け
るための仕組みという、それぞれに
合う形のケアという概念を導入して
ほしい、なんていう希望が個人的にも
あります。
     
幸せな国ランキングというのがあり、
日本は51位で、ベスト10には
ヨーロッパ諸国が7カ国もランクイ
ンしているそうです(*´∇`*)
で、以前アップした自作の小説は実は、
そういったイメージで構成
してみたものでした( ̄∇ ̄)
IMG_1100.JPG
夕焼け前の彩雲の画像(*゚∀゚*)オーロラ
には遠いか・・・
道すがらのスマホでの撮影なのでくっ
きり映らなくて残念ですが。

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