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「泳げ!たいやきくん」をしっているか? [music movie]

みなさん、「泳げ!たいやきくん」をしってるだろうか?
ちなみに私の子供らは、まったく知らなかった。

1975年発表の、子門 真人さんが唄った大ヒット曲です。
幼ごころに、この曲は非常に心が折れた(ー ー;)
食われ、ふやけ・・・
かわいそうなたいやきくん。

その頃はたいやきくんに、そのままさかなになってほしい、
という願望があったが、この歳になって、ふと人生の
縮図のような気がしてきたさ(⌒-⌒; )

そういえば、朝、江ノ島水族館のプロジェクションマッピング
のニュースやってたな。行ってみたい♪( ´▽`)
お花畑とお魚さん。という感じのテーマだって。

まあ、そんなことはいいのですが、私たちは、もう
若い子らにうざがられても、80年代や、90年代を語り継ぐ順番に
なってしまったよ。

昔は、音楽ひとつ聴いていたってまさしく夢そのもの
だったが、今は色々鬱屈したものを包括している。

昔、村上龍さん、という小説家の、コインロッカーベイビーズ
という小説だったが、書評に、時代の抱える閉塞感
を上手に表現している、とかって上手いことを書いていた方がいたが、
たしか、現代という時代は閉塞感で常に溢れている、みたいなことを
書いていた。村上龍さんという作家さんは、
「限りなく透明に近いブルー」という小説が代表作で
芥川賞受賞作品だ。

その小説の最後のあたりに、小笠原諸島のカラギという島に
毒薬を探しに飛び立つシーンがあって、ふと、そのシーンを
思い出したりもした。
主人公は幼い頃にコインロッカーに捨てられた子供たち。
愛情を覚えずに育った。この作品は、
まあ、戦争と平和の二律背反で、閉塞感と安堵感みたいなものがあり、
人間はストレスが多いと閉塞感を破壊する衝動が芽生える。
でも、それは安堵にはたどり着かない。
平和だけの世界に人間がたどり着くまで、このパラドックスは続く。
安堵感の世界は、イマジンの曲の中だけの幻想かも
しれないし、はたまた、ニュースの中だけの悪夢かもしれない。

でも、かたや愛というテーマで作品を作る芸術家がいて、
どんなにうざがられても、ひたすら愛は愛だと訴え続ける
方法も大事なことだ。

私はどうだろうと考えると、できれば人類愛くらい大きな
まっとうなもので命を失う方がマシだと思う。
何が人類愛かはわからないけどね。

恐ろしいことに、太平洋戦争は、制服も、戦闘機も
髪型も死さえも画一化したのだから。
だから、アメリカ軍は御慈悲を投下したのだから。
二度とそんな悲劇的な世界がこない方が私には重要で、
大切な人たちを守るにも、すべてその想いだからだ。

そういえば、ピース又吉さんが芥川賞を受賞された
というニュースがあちこちでやっていたが、明治時代みたい
古風な感じの小説だったね。

わたしなんか、いつも早く巡りすぎて、最新の
時代でよく失速してるので、羨ましい感じがする。
なんか、書いてるうちにすぐ近未来に旅行に行ってしまう・・・・
でも、 「進撃の巨人」は怖い(⌒-⌒; )

80年代から近未来に向かったら、現代だった、
みたいな雰囲気になってしまう。
今がその、近未来なんだよね、ヤッホー♪( ´▽`)

東京なんかに久々に出かけると、未来都市2015
的な感じで、本当に昔の映画の近未来のよう。
この近未来には、人類愛というものが存在するのか
どうかは神のみぞ知ること。
私はせめてその人類愛の概念だけでも神と
信じたいといつも願う。

















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